2021年6月に読んだ本

概要 毎月最低2冊程度は技術の本とそれ以外の本を1冊づつ読むようにしているが、なかなかアウトプットするための時間もとれず、読んで終わりになってしまうことが多いのでせめて毎月何を読んだかの記録だけでも残していこうと思います。 1冊目 Vue.js入門 有名どころのSPAのフレームワークを勉強してみたいなと思って読んでみた。Vue.jsの基礎的な考え方や文法(構文)も細かく記載されており読みやすかった。後半にかけては最低限アプリケーションを開発するために必要となるプラグイン(Vuex,Vue router,Vue Loader 等)についても説明されており、全部理解すれば簡単なアプリくらいなら作れるようになれそうと思った。前半部分の基礎編は今後のためにメモを下記のブログでも残してみました。 2冊目 君は何のために「働く」のか あまりこういう自己啓発っぽい本は読まないのだが、期間限定のセールで半額だったので思わずタイトルで衝動買いをしてしまった。恥ずかしながら渋沢栄一さんが誰かもわからず読んでおり、時代のギャップはかなり感じつつも感化される部分も多々あった。とりあえず、仕事や勉強に今まで以上に真面目に取り組んでいこうと思った。 3冊目 Software Design 2021年7月号 先駆けに学ぶゼロトラストの現実解TRUST ゼロトラストについて色々書いてありそうだったので、久々にSoftware Designを買ってみた。実際にゼロトラストの有識者が各自の視点でゼロトラストに関する理解や設計について記載されており非常に参考になった。

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「オブジェクト指向でなぜつくるのか 第2版」を読んでみた

概要 Kindle Unlimitedに加入してみて良さそうな技術書を探していたところ一番におすすめで出てきた「オブジェクト指向でなぜつくるのか 第2版」を読んでみたのでそのまとめを書きたいと思います。本書ではオブジェクト指向(以降OOPと記載、Object Oriented Programming language)の特徴を大きく「プログミング技術」と「汎用の整理術」の2面からわかりやすく言語化して記載されていました。特に「プログラミング技術」の部分では他の技術書でよくある現実世界に無理やり置き換えた比喩を極力使わずに言語と図を用いて表現されていた部分がよかったと思います。 「オブジェクト指向でなぜつくるのか 第2版」 内容 プログラミングの歴史 機械語→アセンブリ言語→高級言語→構造化言語(GOTOレス)→オブジェクト指向(OOP) 機械語:コンピュータが解釈できる言語 アセンブリ言語:アセンブリ言語を使って書いたプログラムは、それをコンパイルするアセンブラと呼ばれるプログラムに読み込ませて機械語を生成 高級言語:FORTRANやCOBOLなどの人がわかりやすい言語。 構造化言語(GOTOレスプログラミング):基本三構造(順次実行、if文による条件分岐、for文やwhile文による繰り返し)。サブルーチンで独立性を高めて、複数サブルーチン間はグローバル変数で共有する。代表的なのはC言語。GOTO文を極力使わないように。 オブジェクト指向(OOP):グローバル変数問題、貧弱な再利用の2つの課題を解決させるために登場。Simula67→Smalltalk→Javaの流れ。 オブジェクト指向の特徴整理 3大要素 クラス(まとめる、隠す、たくさん作る)

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