VSCode Onlineを試してみた

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概要

少し前ですがMS社のVisual Studio Onlineのパブリックプレビューで利用可能となったので、実際に触ってみました。個人的に注目していた理由はiPadからコーディングするのにブラウザ経由でVSCodeで使えるのであれば少しくらいなら課金してもいいかなと思って試しました。本記事では検証のために触った際のメモを記載します。
※ちなみにブログ投稿と実際の作業試した日に時差があるので画面等が古かったらごめんなさい。

手順

サインアップ

下記のページからサインアップできます。サインアップするには、MSアカウントとAzureのサブスクリプションプラン(課金設定)が必要となります。
https://visualstudio.microsoft.com/ja/services/visual-studio-online/

Visual Studio Onlineの管理画面(?)に遷移するので、Create a Billing Planを実行します。
https://online.visualstudio.com/environments
Locationは、いくつか選択することができましたがSourtheast Asiaを選択しました。

作成したLocationでCreate environmentで環境を作成します。Gitのリポジトリを指定すると環境作成時に自動でCloneされるようです。また、Instance Typeでは、StandardかPlemiumのどちらかが選択できます。Suspendするまでのidle時間もここで選択して環境を作成します。

接続

環境が作成できました。

Connectを押下すると、ブラウザからVSCode Onlineに接続できました。なお、Connectした環境は、明示的にSuspendすることもできそうです。

価格

価格は、こちらにありました。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/details/visual-studio-online/
課金は、アクティブの時間数と環境を保持していた時間数の2つをベースに計算されるようです。
なので、例えば
基本消費ユニット × 環境を保持していた時間数:2 × 730時間(約一ヶ月分)
アクティブユニット × アクティブの時間数(Connectしていた時間数):125 × 100時間(1日5時間で20日間)
合計 → 7,317.28円
まぁまぁいい値段になりました・・・

セルフホステッド

上記の価格表にセルフホステッドが無料と記載されていたので、こちらもどのようなものかを試してみました。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/visualstudio/online/how-to/vscode#self-hosted
ローカルのVS Codeのコマンドパレットで、VS Online: Register Local Environmentを実行します。環境名は、デフォルトでPC名となるのでそのままでOKのようです。

セルフホステッドだと、当然クラウドのサーバーは利用しないので課金はされないのですが自宅でサーバーを保有しているとかではない限り常時PCを立ち上げておくとかは現実的ではないので私は使用するのは断念しました。

結論

もうちょっとPrice Downしたら利用しようかなと思いました。プライベートのコーディングであれば、アクティブの時間はそれほど多くないと思うので基本料金の部分がもう少し下がれば、検討しても良いのかなと思っています。